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ツォンガ

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ツォンガがもの凄いテニスで、マスターズシリーズ最終戦パリを制した!そして来週末から上海で始まるマスターズカップの出場権を獲得した。決勝の相手ナルバンディアンにも、勝てばマスターズカップに出れるチャンスがあった。セミファイナルではツォンガVSJブレイク、ナルバンディアン対ダビデンンコで、もしブレイクが勝っていれば、マスターズカップ出場の切符は彼の手に入っていた。その誰もが観たかったはずの、アメリカ対フランンステニス、パワーテニス対決でもあり、運動能力の優れた攻撃型テニスの新旧対決でもあった、初顔合わせのセミファイナルは、パワーテニスのツォンガに軍配が上がった。ブレイクは一度もツォンガのサービスをブレイク出来なかった。ツォンガのテニスは、サフィンとブレイクとフェレールを混ぜて3で割ったのに躍動感を与えた感じのテニスだ、しかもまだ未完成で、さらにグレイドアップの伸びしろがあるのが恐ろしい!サーブが重かったし確率が80%近かった。何も言えない!ツォンガは、今年はじめのグランドスラム全豪ファイナルでジョコビッチと新時代のテニスの戦いをしたあと、怪我で戦線を離脱するも、最後にマスターズカップにたどり着いた!それは彼の非凡さを物語っている。そして決勝の相手は、昨年のこのパリ大会の覇者ナルバンディアンだ。アルゼンチンNo.1の彼は、セミファイナルの対ダビデンコ戦も絶好調だった。この試合もNo.1,2ナダルとフェデラーの棄権があったにも関わらず、何も遜色の無い好ゲームだった。二人の正確で際どいストロークは素晴らしかった。
そして迎えた決勝戦、絶好調同士の戦いだ。ツォンガが1セット目を重くて速いサーブと決めのフォアの逆クロスでとると、2セット目はお互いサーブキープで、ドロップ、ロブ、ネットからのミラクルアングルショットなどでナルバンディアンがとる。面白くなってきた。ファイナルセットはホームでのプレッシャーとマスターズ初タイトル獲得のツォンガの力みを。会場のフランス人の熱い応援で、自分のモノにして、ツォンガが勝ちきった!
このマスターズシリーズのパリ大会の決勝とツォンガの優勝は、現世界No.1,2のナダルとフェデラーの棄権という偶然のアクシデントを、テニスは常に進化し続けていて、いつも新たなヒーロの出現を歓迎しているというスポーツの宿命に変えたのだった。

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